いまさら聞けない!NISAとは?会社員・初心者向けに仕組みと始め方をわかりやすく解説

いまさら聞けない!NISAとは?会社員・初心者向けに仕組みと始め方をわかりやすく解説
「NISAってよく聞くけど、
実はよく分かっていない。」
「投資とは何が違うの?」
「NISAを始めれば、
お金が増えるってこと?」
NISAという言葉を、
ニュースやSNSで見る機会は
増えました。
ただ、
今さら人には聞きにくく、
仕組みをよく分からないまま
気になっている方も
いるのではないでしょうか。
先に結論からいうと、
NISAは投資商品ではありません。
投資によって得た利益を、
一定の条件で非課税にできる制度
です。
通常、
株式や投資信託などから
利益を得ると、
税金がかかる場合があります。
NISA口座で、
対象となる商品へ投資すると、
売却益や配当・分配金などが
一定の条件で非課税になります。
この記事の結論
NISAとは、
投資で必ず利益を出せる
仕組みではありません。
投資による利益にかかる税金を、
一定の条件で非課税にできる制度
です。
NISAを利用しても、
投資した商品の価格が下がれば、
損失が出る可能性があります。
まず制度を理解してから、
投資する金額や商品を
考えていきましょう。
この記事では、
- NISAとは何か
- NISAで何が非課税になるのか
- 誰が利用できるのか
- どこで始めるのか
- どのような商品を買えるのか
- 始める前に確認したいこと
を初心者向けに、
順番に解説します。
「NISAに興味はあるけど、
何から調べればいいか分からない」
という方は、
まずこの記事で
全体像を確認してみてください。
※この記事は2026年9月8日時点の
金融庁公表情報をもとに
初心者向けに解説しています。

NISAとは?
NISAは、
少額投資非課税制度のことで、
個人の資産形成を支援するための
税制上の制度です。
2024年から現在のNISAが始まり、
制度は恒久化されています。
現在のNISAには、
「つみたて投資枠」と
「成長投資枠」があります。
2つの枠は、
併用することもできます。
ただし、
NISAそのものを買うわけでは
ありません。
NISA口座の中で、
対象となる投資信託や
株式などを購入します。
NISAは「投資商品」ではなく「制度」
初心者が最初に
理解しておきたいのが、
NISAと投資商品の違い
です。
たとえば、
NISAを始めることと、
投資信託を買うことは
同じ意味ではありません。
NISAは、
投資をするときに利用できる
「非課税の仕組み」です。
その中で、
投資信託や株式などの
対象商品を購入します。
NISA=投資商品
ではありません。
NISAという制度の中で、
対象となる投資商品を買う
と考えると、
分かりやすくなります。
NISAでは投資の利益が非課税になる
NISAの大きな特徴は、
対象となる投資で得た利益が、
一定の条件で
非課税になることです。
通常の課税口座では、
株式や投資信託などで
利益が出ると、
税金がかかる場合があります。
NISA口座では、
制度の対象となる範囲で、
こうした利益を
非課税にできます。
そのため、
長期的な資産形成を考える人にとって、
NISAは知っておきたい制度の
一つです。
ただし、
NISAを使えば必ず得をする
という意味ではありません。
NISAを使っても損失は出る
NISAでよくある勘違いが、
「NISAなら安全」
という考え方です。
NISAを使っても、
購入するのは投資商品です。
商品の価格が下がれば、
購入した金額よりも
価値が下がることがあります。
つまり、
NISAは税金を優遇する制度であって、
元本を保証する制度ではありません。
投資する前には、
商品の仕組みやリスクを
確認する必要があります。
「NISAだから大丈夫」
ではなく、
何に投資するのかまで
考えることが大切です。
まずNISAの仕組みを理解しよう
NISAを始める前に、
いきなり商品を選ぶ必要はありません。
まず、
NISAで何ができるのかを
理解しましょう。
そのあとに、
- メリット・デメリット
- 投資する金額
- 購入する商品
- 利用する金融機関
を順番に考えると、
整理しやすくなります。
NISAは、
制度だけを知れば
終わりではありません。
自分のお金の状況と、
投資する目的を合わせて考える
ことが重要です。
資産形成そのものが
まだよく分からない方は、
先にこちらの記事を
確認してみてください。
NISAの基本を初心者向けに整理
NISAの全体像を、
もう少し簡単に整理します。
初心者が最初に
確認しておきたいのは、
次の4つです。
NISAの基本4ポイント
① 何が非課税になる?
② 誰が使える?
③ どこで始める?
④ 何を買う?

① 何が非課税になる?
NISA口座で、
制度の対象となる商品へ
投資した場合、
売却益や配当・分配金などが
一定の条件で非課税になります。
たとえば、
投資した商品を売却して、
購入時より価格が上がっていれば、
利益が出ることがあります。
NISAでは、
このような利益に対する
税負担を抑えられることが
特徴です。
具体的な非課税枠については、
Part2で詳しく解説します。
② 誰が使える?
2026年9月8日時点では、
NISA口座を開設する年の
1月1日時点で、
18歳以上の対象者が
利用できます。
NISA口座は、
原則として
1人1口座です。
利用する金融機関は、
一定の手続きにより
変更することもできます。
なお、
制度改正により、
2027年以降は
つみたて投資枠の対象年齢に
変更が予定されています。
この記事では、
2026年9月時点で利用できる制度
を基準に解説します。
③ どこで始める?
NISAを利用するには、
NISAを取り扱う
金融機関で口座を開設します。
たとえば、
証券会社や銀行などです。
ただし、
金融機関によって、
取り扱っている商品や
サービス内容は異なります。
そのため、
NISA口座を作る前に、
どのような商品を扱っているかも
確認しておきましょう。
証券口座については、
今後の記事で
初心者向けに詳しく解説します。
④ 何を買う?
NISAでは、
何でも購入できるわけではありません。
つみたて投資枠では、
長期・積立・分散投資に適した
一定の投資信託などが
対象になっています。
成長投資枠では、
一定の上場株式や
投資信託などを購入できます。
ただし、
「NISAで買える商品」
というだけで、
自分に合うとは限りません。
商品の仕組みやリスク、
投資する目的を確認して、
選ぶ必要があります。
NISAを始めるときは、
制度だけで判断しないことが大切です。
何に投資するのか、
いくら投資するのか、
なぜ投資するのか
まで考えましょう。
貯金と投資のどちらを
優先するか迷っている方は、
こちらの記事も
参考にしてください。
ここまでで、
NISAの基本的な意味と、
初心者が最初に知っておきたい
4つのポイントを確認しました。
次は、
つみたて投資枠と成長投資枠、
年間投資枠や非課税保有限度額など、
NISAの仕組みを
もう少し詳しく見ていきます。
NISAの仕組みをわかりやすく解説
NISAの基本が分かったら、
次は制度の仕組みを
もう少し具体的に見ていきます。
2026年9月8日時点では、
NISAには、
つみたて投資枠と
成長投資枠
があります。
2つの枠は、
同じ年に併用できます。
NISAの主な仕組み
✓ つみたて投資枠
年間120万円まで
✓ 成長投資枠
年間240万円まで
✓ 2つの枠は併用できる
✓ 年間最大360万円まで
✓ 非課税保有限度額は
合計1,800万円
✓ 成長投資枠は
1,200万円まで
✓ 非課税保有期間は無期限

通常の投資とNISAは何が違う?
通常の課税口座で
株式や投資信託などへ投資し、
利益が出た場合は、
税金がかかることがあります。
一方、
NISA口座で対象商品へ投資し、
制度の条件を満たしていれば、
その利益を
非課税にできます。
つまり、
NISAで変わるのは、
投資商品の値動きではなく、
利益に対する税金の扱い
です。
NISAを使っても、
商品の値動きは変わりません。
NISAは、
投資リスクをなくす制度ではなく、
税制上の優遇を受けられる制度
と考えましょう。
つみたて投資枠とは?
つみたて投資枠は、
長期・積立・分散投資に
適した一定の投資信託などを
対象とした枠です。
2026年9月8日時点では、
年間投資枠は
120万円です。
年間120万円というのは、
毎年必ず120万円を
投資しなければならない、
という意味ではありません。
生活に無理のない金額で、
利用することができます。
つみたて投資枠の対象商品は、
金融庁の基準を満たした
一定の投資信託などに
限定されています。
金融庁では、
対象商品の一覧を
公表しています。
成長投資枠とは?
成長投資枠では、
一定の上場株式や
投資信託などへ
投資できます。
2026年9月8日時点では、
年間投資枠は
240万円です。
ただし、
すべての株式や投資信託が
対象になるわけではありません。
たとえば、
整理・監理銘柄や、
一定の投資信託などは
対象から除外されています。
また、
成長投資枠だからといって、
初心者が必ず利用する必要も
ありません。
どちらの枠を使うかは、
投資する目的や商品によって
考えていきます。
つみたて投資枠と成長投資枠は併用できる
現在のNISAでは、
つみたて投資枠と
成長投資枠を
同じ年に併用できます。
年間投資枠は、
つみたて投資枠が120万円、
成長投資枠が240万円です。
そのため、
両方を上限まで使う場合は、
年間で合計
360万円になります。
ただし、
年間360万円まで
投資できるからといって、
上限まで使う必要はありません。
重要なのは、
制度の上限ではなく、
自分が無理なく投資できる金額
です。
投資額の決め方については、
こちらの記事も
参考にしてください。
非課税で保有できる期間は無期限
2024年からのNISAでは、
非課税保有期間が
無期限になっています。
以前のNISAでは、
非課税で保有できる期間に
上限がありました。
現在は、
非課税保有期間を気にして、
決められた年数以内に
売却する必要はありません。
そのため、
長期的な資産形成を
考えやすい仕組みに
なっています。
ただし、
非課税期間が無期限だからといって、
保有していれば必ず
利益が出るわけではありません。
投資商品である以上、
価格が下がる可能性はあります。
非課税保有限度額は合計1,800万円
NISAでは、
年間投資枠とは別に、
非課税保有限度額
があります。
2026年9月8日時点では、
1人あたりの総枠は、
1,800万円です。
このうち、
成長投資枠で利用できるのは、
1,200万円までです。
つまり、
成長投資枠だけで
1,800万円すべてを
使うことはできません。
なお、
非課税保有限度額は、
購入時の金額を基準に
管理されます。
保有している商品を売却すると、
売却した商品の購入時の金額分が、
翌年以降に
再利用できる仕組みです。
年間投資枠と、
非課税保有限度額は
別の数字です。
年間投資枠は、
「1年間に投資できる上限」。
非課税保有限度額は、
「NISAで保有できる総枠」
と考えると分かりやすくなります。
NISAを始める前に確認したい4つのこと
NISAの制度が分かると、
「それなら始めてみよう」
と思うかもしれません。
ただし、
NISA口座を作る前に、
まず自分のお金の状況も
確認しておきましょう。
特に確認したいのは、
次の4つです。
NISAを始める前に確認したい4つのこと
① 毎月の生活費
② 現在の貯金
③ 近いうちに必要なお金
④ 投資へ回せる余裕資金

① 毎月の生活費を確認する
最初に確認したいのは、
毎月の生活に
いくら必要なのかです。
たとえば、
- 家賃
- 食費
- 光熱費
- 通信費
- 保険料
- 日用品
などです。
NISAを利用するために、
生活費まで削って
投資する必要はありません。
まず現在の生活を
無理なく続けられる状態
を優先しましょう。
② 現在の貯金を確認する
次に、
現在どのくらい
貯金があるのかを確認します。
投資した商品は、
必要なタイミングで
値下がりしていることがあります。
そのため、
急な支出が発生したときに、
すぐ使えるお金も
残しておくことが大切です。
貯金が少ない場合は、
NISAを始める前に、
貯金を増やす判断もあります。
貯金と投資の優先順位は、
こちらの記事で
詳しく解説しています。
③ 近いうちに必要なお金を確認する
現在の貯金の中には、
すでに使う予定があるお金も
含まれているかもしれません。
たとえば、
- 引っ越し
- 家電の買い替え
- 旅行
- 自動車関連の支出
- 資格取得
などです。
こうしたお金まで、
NISAで投資する必要はありません。
近いうちに使う予定があるなら、
必要なときに使える形で
残しておきましょう。
④ 投資へ回せる余裕資金を確認する
生活費や貯金、
近いうちに必要なお金を
確認したあとに、
残っているお金を見ます。
その中で、
すぐ使う予定がなく、
値下がりしても
生活に影響しないお金があれば、
投資へ回す候補になります。
ただし、
余裕資金があるからといって、
全部投資する必要はありません。
最初は少額から、
投資の仕組みや値動きを
確認する方法もあります。
NISAの年間投資枠は、
「使い切る目標」ではありません。
生活費や貯金を確保したうえで、
自分が無理なく出せる金額
を考えましょう。
副業収入を使って、
資産形成を考えている方は、
こちらの記事も
参考にしてください。
ここまでで、
NISAの2つの投資枠と、
非課税保有限度額、
始める前のお金の確認まで
整理しました。
次は、
NISA口座を開設してから
実際に投資を始めるまでの流れ
と、
初心者が注意したいポイントを
見ていきます。
NISAを利用する流れ
NISAの仕組みが分かったら、
次は実際に
利用する流れを見ていきます。
初心者の場合は、
次の6ステップで考えると
整理しやすくなります。
NISAを利用する6ステップ
① 金融機関を選ぶ
② NISA口座を開設する
③ 投資する金額を決める
④ 商品を選ぶ
⑤ 購入・積立を始める
⑥ 定期的に見直す

① 金融機関を選ぶ
NISAを利用するには、
まずNISAを取り扱う
金融機関を選びます。
たとえば、
証券会社や銀行などです。
ただし、
金融機関によって、
取り扱っている商品や
サービス内容は異なります。
そのため、
- 取り扱い商品
- 手数料
- 積立方法
- 使いやすさ
- サポート内容
などを確認して、
自分に合うところを選びます。
証券口座については、
今後の記事で
詳しく解説します。
② NISA口座を開設する
金融機関を決めたら、
NISA口座を開設します。
NISA口座は、
原則として
1人1口座です。
口座開設では、
本人確認書類などが
必要になります。
具体的な手続きや
必要書類は、
利用する金融機関で
確認しましょう。
なお、
NISA口座を開設しただけでは、
投資が始まるわけではありません。
口座を作ったあとに、
実際に投資する金額や
商品を決めていきます。
③ 投資する金額を決める
次に、
いくら投資するかを
決めます。
ここで大切なのは、
NISAの年間投資枠を
使い切ろうとしないことです。
まず、
生活費や現在の貯金、
近いうちに必要なお金を
確認します。
そのあとに残る、
すぐ使う予定のない
余裕資金
から投資額を考えます。
投資額の決め方については、
こちらの記事で
詳しく解説しています。
④ 商品を選ぶ
投資額を決めたら、
次に何へ投資するかを
考えます。
NISAでは、
つみたて投資枠と
成長投資枠で、
対象になる商品が異なります。
つみたて投資枠では、
長期・積立・分散投資に適した
一定の投資信託などが
対象です。
成長投資枠では、
一定の上場株式や
投資信託などが
対象になります。
ただし、
NISAの対象商品だからといって、
自分に合うとは限りません。
商品の仕組みやリスク、
費用などを確認してから
選びましょう。
NISAで何を買うかについては、
今後の記事で
詳しく解説します。
⑤ 購入・積立を始める
商品と金額が決まったら、
実際に購入します。
積立投資を利用する場合は、
毎月の金額や
購入するタイミングなどを
設定します。
ただし、
最初に決めた金額を
ずっと続ける必要はありません。
生活費が増えたり、
収入が減ったりした場合は、
投資額を見直すこともできます。
無理なく続けられる金額か
を確認しながら
利用していきましょう。
⑥ 定期的に見直す
NISAを始めたあとも、
定期的に状況を
確認することが大切です。
たとえば、
- 投資額が負担になっていないか
- 生活費に変化がないか
- 大きな支出予定がないか
- 商品の内容を理解できているか
- 投資目的が変わっていないか
などを確認します。
資産形成は、
一度決めた形を
ずっと続けることが
目的ではありません。
生活や収入に合わせて、
その時点で無理のない形へ
見直していきましょう。
NISAを始めるときの5つの注意点
NISAは、
税制上のメリットがある制度です。
ただし、
NISAだから安心、
というわけではありません。
初心者が始める前に、
特に確認したいのは
次の5つです。
NISAを始めるときの5つの注意点
① 必ず利益が出るわけではない
② 元本保証ではない
③ 生活費まで投資しない
④ 商品内容を理解する
⑤ 制度だけで判断しない

① 必ず利益が出るわけではない
NISAでは、
投資による利益を
一定の条件で
非課税にできます。
しかし、
利益そのものが
保証されているわけではありません。
購入した商品の価格が
下がれば、
損失が出ることもあります。
そのため、
NISAを使えば必ず増える
と考えないことが大切です。
② 元本保証ではない
NISAは、
元本を守る制度ではありません。
投資する商品によっては、
購入した金額より
価値が下がることがあります。
つまり、
100万円投資したからといって、
必ず100万円以上で
戻ってくるわけではありません。
NISA=安全
と考えず、
投資商品のリスクを
確認しましょう。
③ 生活費まで投資しない
NISAには、
年間投資枠があります。
ただし、
上限まで使うことを
目標にする必要はありません。
毎月の生活費や、
急な支出への備え、
近いうちに必要なお金は、
投資とは分けておきましょう。
投資した商品は、
必要なタイミングで
値下がりしている可能性があります。
そのため、
すぐ使う可能性があるお金は、
投資しない
ことが基本です。
④ 商品内容を理解する
NISAで購入できる商品には、
さまざまな種類があります。
そのため、
「NISA対象だから」
という理由だけで
選ばないようにしましょう。
少なくとも、
- 何に投資する商品か
- どのような値動きがあるか
- どのようなリスクがあるか
- どのような費用がかかるか
などを確認します。
自分で理解できる商品から
選ぶことが大切です。
⑤ 制度だけで判断しない
NISAは、
資産形成に利用できる制度の
一つです。
ただし、
NISAがあるから
今すぐ投資すべき、
というわけではありません。
まず、
生活費や貯金を確認します。
そして、
余裕資金があるか、
投資リスクを理解できるかを
確認します。
NISAを使うことより、
自分のお金の状況に
合っているかが大切です。
制度・金額・商品を
分けて考えましょう。
NISAはどんな人が検討しやすい?
NISAが向いているかどうかは、
人によって異なります。
ただ、
次のような方は、
NISAを検討しやすいでしょう。
NISAを検討しやすい人
✓ 長期的な資産形成を
考えている
✓ 生活費や貯金を
確保できている
✓ すぐ使わない
余裕資金がある
✓ 投資のリスクを
理解できる
✓ 無理なく続けられる
金額を決められる
長期的な資産形成を考えている人
NISAは、
長期的な資産形成を
考えるときに
利用を検討しやすい制度です。
非課税保有期間が
無期限になっているため、
長期保有を考えやすい
仕組みになっています。
ただし、
長く持てば必ず利益が出る、
という意味ではありません。
投資商品の値動きや
リスクを理解したうえで
利用しましょう。
余裕資金がある人
NISAを利用するときは、
すぐ使う予定のない
余裕資金から考えます。
生活費や、
急な支出への備えが
不足している場合は、
先に貯金を優先する
判断もあります。
貯金と投資は、
どちらか一方ではなく、
役割を分けて考えましょう。
投資リスクを理解できる人
NISAを利用しても、
投資商品の価格は
上がったり下がったりします。
そのため、
値下がりする可能性や
元本割れの可能性を
理解することが大切です。
「非課税だから安全」
と考えず、
制度と投資リスクを
分けて考えましょう。
無理なく続けられる人
資産形成は、
最初から大きな金額を
投資する必要はありません。
生活に無理がない金額で、
続けられる状態を
作ることが大切です。
収入や生活状況が変わったら、
投資額を見直しても
構いません。
副業収入を使って
資産形成を考えている方は、
こちらの記事も
参考にしてください。
ここまでで、
NISAを利用する流れと、
初心者が注意したいポイントを
確認しました。
次は、
NISAについてよくある疑問
をQ&A形式で
確認していきます。
NISAに関するよくある質問
最後に、
NISAについて初心者が
迷いやすい疑問を
Q&A形式でまとめます。
Q1. NISAは誰でも使える?
2026年9月8日時点では、
日本国内に住んでいて、
利用する年の1月1日時点で
18歳以上の方が
NISA口座を開設できます。
NISA口座は、
原則として
1人1口座です。
金融機関は、
年単位で変更できます。
ただし、
つみたて投資枠と
成長投資枠を、
別々の金融機関で
利用することはできません。
Q2. NISAはいくらから始められる?
NISAそのものに、
「最低○円から」
という一律の金額はありません。
実際に必要な金額は、
購入する商品や
利用する金融機関によって
異なります。
投資信託には、
少額から購入できる商品もあります。
ただし、
少額から始められることと、
今すぐ投資するべきことは
同じではありません。
生活費や貯金を確認して、
無理のない余裕資金
から考えましょう。
投資額の決め方については、
こちらの記事も
参考にしてください。
Q3. NISAを使えば税金はゼロになる?
NISAを使えば、
すべての税金が
ゼロになるわけではありません。
NISA口座で、
制度の対象となる商品へ投資し、
売却益や配当・分配金などが
発生した場合、
一定の条件で
非課税になります。
つまり、
NISAは投資による利益の
税負担を軽減できる制度
です。
NISA以外の所得や
税金まで、
すべて非課税になる制度では
ありません。
Q4. NISAで損することはある?
あります。
NISAは、
元本を保証する制度ではありません。
購入した投資信託や株式などが
値下がりすれば、
購入時より資産額が
減る可能性があります。
そのため、
NISA=安全
と考えないことが大切です。
NISAで変わるのは、
利益に対する税金の扱いです。
商品の値動きや
投資リスクそのものが
なくなるわけではありません。
NISAは、
利益を保証する制度ではありません。
税制上のメリットと、
投資商品のリスクは
分けて考えましょう。
Q5. NISAでは何を買えばいい?
NISAで何を買うかは、
投資する目的や
リスクの考え方によって
変わります。
つみたて投資枠では、
長期・積立・分散投資に適した
一定の投資信託などが
対象になっています。
成長投資枠では、
一定の上場株式や
投資信託なども
購入できます。
ただし、
「NISAで買えるから」
という理由だけで
商品を選ばないようにしましょう。
少なくとも、
- 何に投資する商品か
- どのようなリスクがあるか
- どのような費用がかかるか
- 自分の目的に合っているか
を確認することが大切です。
商品選びについては、
今後のNISA記事で
詳しく解説します。
Q6. つみたて投資枠と成長投資枠の違いは?
大きな違いは、
年間投資枠と対象商品
です。
2026年9月8日時点では、
つみたて投資枠は
年間120万円までです。
成長投資枠は、
年間240万円までです。
2つの枠は、
同じ年に併用できます。
つみたて投資枠は、
長期・積立・分散投資に適した
一定の投資信託などが
対象です。
成長投資枠では、
一定の上場株式や
投資信託なども対象になります。
なお、
利用できる上限まで
必ず投資する必要はありません。
Q7. NISAを途中でやめてもいい?
NISAを始めたからといって、
毎年投資し続けなければならない
わけではありません。
生活状況が変われば、
新しい買付けを減らしたり、
一時的に止めたりすることも
検討できます。
また、
NISA口座で保有している商品を
売却することも可能です。
2024年からのNISAでは、
商品を売却すると、
その商品の購入時の金額に相当する
非課税保有限度額が、
翌年以降に再利用できます。
ただし、
売却によって復活する総枠が、
その年の年間投資枠に
上乗せされるわけではありません。
Q8. NISAを始めるなら証券口座は必要?
NISAを利用するには、
NISAを取り扱う金融機関で
NISA口座を開設する必要があります。
利用先には、
証券会社や銀行などがあります。
ただし、
金融機関によって、
取り扱い商品や
サービス内容は異なります。
特に、
株式投資も考えている場合は、
取り扱い商品を
事前に確認しておきましょう。
証券口座とは何か、
どのように選ぶのかについては、
今後の記事で
詳しく解説します。
NISAを始める前のチェックリスト
NISAに興味を持ったら、
すぐ口座を作る前に、
次の項目を確認してみましょう。
NISA開始前チェックリスト
✓ NISAが投資商品ではなく
制度だと理解している
✓ 毎月の生活費を
把握している
✓ 現在の貯金を
確認している
✓ 近いうちに使うお金を
分けている
✓ 投資へ回せる余裕資金がある
✓ 元本割れの可能性を
理解している
✓ つみたて投資枠と
成長投資枠の違いを
大まかに理解している
✓ 商品の仕組みやリスクを
確認する準備ができている
✓ 年間投資枠を
使い切る必要はないと
理解している
全部に自信を持って
答えられなくても構いません。
分からない項目があれば、
その部分を確認してから
次へ進みましょう。
まとめ|NISAは仕組みを理解してから無理なく始めよう
今回は、
いまさら聞けないNISAの基本
について解説しました。
この記事のまとめ
✓ NISAは投資商品ではなく
税制上の制度
✓ 投資による利益を
一定の条件で非課税にできる
✓ つみたて投資枠は
年間120万円まで
✓ 成長投資枠は
年間240万円まで
✓ 2つの枠は併用できる
✓ 非課税保有限度額は
合計1,800万円
✓ 非課税保有期間は無期限
✓ NISAでも元本割れの
可能性はある
✓ 生活費や貯金を確保してから
余裕資金で考える
NISAという言葉を
よく聞くようになっても、
仕組みが分からなければ
始めにくいものです。
まず覚えておきたいのは、
NISAそのものが
投資商品ではない
ということです。
NISAは、
対象となる投資で得た利益を
一定の条件で非課税にできる
制度です。
一方で、
NISAを使っても、
商品の値下がりや
元本割れの可能性はあります。
そのため、
制度だけを見て
始めるのではなく、
生活費・貯金・投資額・商品
を分けて考えることが大切です。
まずはNISAの全体像を理解し、
次に、
メリット・デメリット、
いくら投資するか、
何を買うかという順番で
確認していきましょう。
あわせて読みたい関連記事
資産形成とは?会社員・副業初心者向けに意味と始め方をわかりやすく解説
副業収入で資産形成を始めるには?会社員が知っておきたい基本を初心者向けに解説
貯金と投資はどっちを優先する?会社員・初心者向けに判断基準を解説
投資はいくらから始める?会社員・初心者向けに無理のない金額の考え方を解説
副業をこれから始める方へ
\ 副業初心者向け・無料ガイド /
エン太の副業のすゝめ
副業初心者ガイド【2026年版】
副業を始めると、収入を増やすことだけでなく、「どの副業を選ぶか」「怪しい案件をどう避けるか」「どう続けるか」も大切になります。
そこで、副業初心者が最初に知っておきたいポイントを1冊の無料ガイドにまとめました。
📘 このガイドで分かること
✓ 副業を始める前に確認したいこと
✓ 怪しい副業を見分けるポイント
✓ 自分に合った副業を選ぶ考え方
✓ 副業を長く続けるための基本
「副業を始めたいけど、何からやればいい?」
という方は、最初の一歩として活用してください。
LINE登録後、「無料ガイド」と送信してください
参考文献
- 金融庁|NISAを知る
確認日:2026年9月8日 - 金融庁|NISA よくある質問
確認日:2026年9月8日 - 金融庁|NISAの抜本的拡充・恒久化の概要
確認日:2026年9月8日 - 金融庁|つみたて投資枠対象商品
確認日:2026年9月8日










